私にとってのものを書くということ |
「なんで小説を書いてるの?」 久々に気持ちよく文章を書いていただけにこの夢は夢心地から醒めるような展開というべきか、起きてしばらくも何故自分は小説を書くのか、という答えを探していた。 飯事雑居にある「あなたの中の脳内恋人」という話でも書いたが、私は口に出して「小説書くの大好き」とか「文章で食べたい」とか素直に言うのは奥ゆかしいくらい文章を愛している。 よく「花南は物を書くことに真摯だよね」と言ってくれる友達が多いのだが、私ほど長い間文章を中途半端に愛した人間はいないと思っているので、「私の文章、輝け、私はお前のこと大好きだ」って今までの分も込めて毎日文章と向き合っているけど、いまだに満足いくまで輝かないのは私の才能か愛かどっちかが足りないわけで、どっちも足りないんじゃあないかなんて考えた日には、とことん憂鬱になる。 本当、私は何故文章を書き続けるのだろう。 |