第六章 「思いの霞(かすみ)」

 

 晴れぬ思いのことを思いの霞、ため息のことを嘆きの霧と言うことがある。
  遠くが見えないならば、自分を見つめてみたら?
  あなたを支えてくれた人たちに気づくときなのかもしれないよ。